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東京都交響楽団─COVID-19対策を熟考し、観客入場形式の再開日を発表!

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、コンサートの休止が相次いでいたクラシック音楽業界でしたが、少しずつ開催への準備が整い始めてきたようです。

今年55周年を迎える東京都交響楽団は、
6月11日、12日に「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策のための試演」を開催しました。

都響測定中

管楽器合奏測定(6月12日)(©︎堀田力丸/写真提供:東京都交響楽団)

 

専門家を招き、様々な角度から公演が可能なのかどうかを模索していく様子は、
音楽現代2020年8月号(7月15日発売)で詳細レポートを掲載! 再開への努力や専門家の検証については読者の皆さんにもぜひ知っていただきたい内容です。

その検証結果と専門家からの助言をもとに、
東京都交響楽団では「演奏会再開への行程表と指針」をもとに以下の通り打ち出しました。

7月12日プロムナードコンサート、7月20日定期演奏会Aシリーズは中止となりましたが、
「都響スペシャル」として、7月12日と19日に観客を入れての演奏会を再開することが決定しました!
(今回は都響会員・サポーター限定

マスクをしながら指揮をする大野和士氏(6月12日)(©︎堀田力丸/写真提供:東京都交響楽団)

 

もちろん、感染予防対策を徹底しての再開となるため、いくつか制約が生じることとなりますが、大きな一歩であることは間違いありません。6月11、12日の「試演」を聴いた関係者たちから、生の演奏に数ヶ月ぶりに触れ「感動した」という声が多く聞こえてきました。

コンサートの内容は以下の通り。

 

都響スペシャル2020

2020年7月12日(日)14時開演(休憩なし)
サントリーホール
指揮:大野和士
〈曲目〉
コープランド/市民のためのファンファーレ
ベートーヴェン/交響曲 第1番 ハ長調 op.21
デュカス/舞踊詩《ラ・ペリ》より「ファンファーレ」
プロコフィエフ/交響曲 第1番 ニ長調 op.25《古典交響曲》

 

都響スペシャル2020

2020年7月19日(日)14時開演(休憩なし)
東京文化会館
指揮:大野和士 三味線:本條秀慈郎
〈曲目〉
メンデルスゾーン/劇付随音楽《真夏の夜の夢》序曲 op.21
藤倉 大/三味線協奏曲(管弦楽版2018/2019)
★日本初演(作曲者公認のショートヴァージョン)
ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 op.36

 

なお、チケットは抽選販売(600席程度)
都響会員・サポーター限定

7月12日公演
7月2日〜5日=チケットぴあにて受付
7月9日=当選発表

7月19日公演
7月2日〜12日=チケットぴあにて受付
7月16日=当選発表

 

詳細は、東京都交響楽団の公式ページにてご確認ください。

→ https://www.tmso.or.jp/

 

 

チケットぴあ

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