現代音楽を探せ
河野保雄対談集
河野保雄 著
A5変型判 320頁
定価:3,300円[本体3,000円+10%税]
「音と日本人」の続編。明治期以降の我が国におけるの音楽の軌跡を、文学、絵画、社会現象などから多面的に検証。
「1970年代以降、あらゆる価値観は急激に変化し、多様化もしています。一見、無秩序に近く混沌を極める不安の時代にあって、作曲家の方々の目指す確たる世界のお話を伺えたことはたいへん意義深く、また心強いものでした。」(まえがきより)
目次(対談者)
粟津則雄 近代日本の洋画と音楽
●青木繁をめぐって ●岸田劉生をめぐって ●戦後の作曲家たち
片山杜秀 伊福部昭の音楽
●作品の特長と主張 ●映画音楽について ほか
石田一志 現代音楽の青春像
●黛俊郎について ●芥川也寸志について ●團伊玖磨について ほか
遠山一行 音楽批評とは何か
●河上徹太郎のこと ●1960年代までの音楽 ほか
三善晃 三善晃の音楽世界を探る
●「弦楽四重奏曲第1番」について ●恩師 中島健蔵先生について ほか
谷川俊太郎 「詩とは何か」について語る
●詩ってなんだろう ●詩を求める心 ●モーツァルトとの関わり ほか
湯浅譲二 湯浅譲二の音楽世界
●原風景について ●芭蕉を素材とした音楽について ほか
池辺晋一郎 池辺晋一郎の音楽
●東洋民謡集の魅力 ●抽象画と音楽 ほか
徐京植 尹伊桑の音楽を語る
●傷ついた龍 ●名曲「チェロ協奏曲」
絵からきこえてくるもの 小泉晋弥、原田実
早川博明 美のメタモルフォーゼ
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