コレクター 河野保雄の小宇宙

コレクター 河野保雄の小宇宙

とりのこされた、最後のコレクター
河野保雄とは、何者か!?

増渕鏡子・菅野俊之・堀宜雄 編

B5判/142頁 定価:1,980円[本体1,800円+10%税]

 

おもねらず、競わず、静かに時代が追いついてくる。
長谷川利行、青木繁、関根正二、岸田劉生、鶴岡政男、桂ゆき、山中春雄、小山田二郎…
魂の画家たちとの宿命の出会いと別離。そして鮮烈なデビューをかざった気鋭の音楽評論家時代。

〈目次〉

まえがき 生きている河野保雄コレクション 早川博明

河野保雄に聞く 聞き手:増渕鏡子 吉井忠・絵
1 宗像喜代次と『メルヒェン』、音楽評論家としての活動
2 吉井忠について
3 福島での独立美術展について
4 『北陽芸術』、県展について
5 長谷川利行について
6 関根正二について
7 明治初期洋画と青木繁について
8 絵画蒐集の思い出
9 経済人としてのあゆみ
10 百点美術館について
11 交流した人々と本の出版
12 「美のおもちゃ箱」とこれからの河野保雄コレクション
13 これからの芸術、震災後について

河野保雄 万華鏡 菅野俊之・編 松本榮・絵
フウライ焼き
見せ物小屋の看板絵
サーカスの少女
少女群舞
山姫
ドーム屋根の図書館
竹久夢二
百点美術館
黒布の林檎と死せる鳩
ストラヴィンスキー
日光
最上川とモルダウ
エジプトの魚とやまなし
支那人の皿廻し
長谷川潔
湯浅譲二

あとがき コレクター・河野保雄の小宇宙 増渕鏡子

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