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インタビュー記事ちょい見せ|音楽現代2021年7月号

音楽現代2021年7月号に掲載のインタビュー記事をちょい見せします。続きは本誌にてお読みください。

篠原 眞(作曲家)

メシアン、シュトックハウゼンとの関わりと自らの音楽観を語る

「メシアンは、どんな細かい1つの音符でも全部分析するんです。」

訊き手・写真=石塚潤一

1954年にパリ国立高等音楽院に留学して以来、パリ、ミュンヘン、ケルン、ユトレヒトと、主にヨーロッパで活躍し、メシアン、ベルント・アロイス・ツィンマーマン、シュトックハウゼンといった綺羅星の如き作曲家に学び、協働した経歴をもつ篠原眞氏に、主に、メシアン、シュトックハウゼンとの関わりと、自らの音楽観の変化について伺った。

──藝大を2年で中退してパリ国立高等音楽院へ留学。ここで2年間、(作曲以前の)和声、対位法といった技術を学んだ上で、1956年、正式にメシアンのクラスに入られたわけですが、メシアンの教育法には、やはり特別なものがありましたか?

篠原 メシアンのクラスは素晴らしかったですね。彼は僕のいた頃は、まだ作曲の先生じゃなかったんです。音楽美学といった名前で、実際には分析のクラスでした。彼は自分の好きな曲をもってきて、生徒の前で分析してみせ、それを僕は2年間聞いたんですけどね、それは素晴らしくて、彼の話があまりに素晴らしいものだから、生徒が感激しちゃってね、皆で「先生!」って興奮しちゃって大変なものでしたよ。(続きを読みたい方は、本誌でどうぞ。)

■コンサート情報

池辺晋一郎プロデュース 日本の現代音楽、
創作の軌跡 第3回「1931年生まれの作曲家たち」
♪7月13日(火)19時、東京オペラシティ リサイタルホール
→ 東京オペラシティチケットセンター(TEL 03─5353─9999)

篠原眞 室内楽作品による個展
(サントリー芸術財団佐治敬三賞推薦コンサート)
♪7月16日(金)19時、東京オペラシティ リサイタルホール
♪東京オペラシティチケットセンター(TEL 03─5353─9999)
カンフェティ(TEL 0120─240─540)

 

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★プレビュー・インタビュー

川﨑翔子(ピアニスト)

ピアノリサイタルシリーズ #1 VISIONS 2021

訊き手=編集部

川﨑「ドイツの教授に『向く向かないではなく、傑作は傑作だ。そこから学ぶことが重要だ。』と教えられると同時に、頭や指先ではなくお腹で音楽のテンションを感じること、フレーズを長く聴き続けることなどを徹底的に教え込まれて、私の音楽はだいぶ変化しました。」(続きを読みたい方は、本誌でどうぞ。)

♪7/22・14時、王子ホール
♪ミリオンコンサート協会(TEL 03─3501─5638)
→ チケットぴあで川﨑翔子のチケットを探すicon

 

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★CDリリース・インタビュー

廣江理枝(オルガニスト)

J. S. バッハ青年期の作品をガルニエ・オルガンで録音

「早熟な完成度とエネルギッシュなところの両面性、そこが魅力だと…」

訊き手=横谷貴一

(©️Ayane Shindo)

廣江「ガルニエ・オルガンは、たくさんのパイプを鳴らしてもある程度揺らがないし、音が直線的になり過ぎずに安定して出るのです。ある意味ヒストリックな作り方をしています。音が生き生きするかしないかの違いがそんな辺りにもありますね。」(続きを読みたい方は、本誌でどうぞ。)

CD情報

廣江理枝/バッハ讃 J.S.バッハ 青年期のオルガン作品
オルガン:廣江理枝 収録曲 前奏曲ハ長調BWV531、《主なる神、我らの側にいまさずして》BWV1128、《甘き喜びのうちに》BWV729、トッカータとフーガ・ニ短調BWV565、《おお神よ、汝まことなる神よ》にもとづく パルティータBWV767、《我らが神は堅き砦》BWV720、フーガ・ト短調BWV578、パッサカリア・ハ短調BWV582、カンツォーナ・ニ短調BWV588、前奏曲ホ短調BWV576 [2020年6月6、7、13日&11月6日、東京藝術大学奏楽堂]RRSC─20012 3,300円(税込) 発売元:(株)アールレゾナンス 販売元:(株)キングインターナショナル

 

 

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★インタビュー〈アーカイヴ編〉

朝比奈 隆が語る 「ブルックナー演奏と私」

「ブルックナーの音楽は、こわれやすいんです。」

訊き手=響 敏也

――ご自身が、ブルックナーと出会われた頃というのは。

朝比奈 「あのね、これは妙な話なんですが、今も続いているような有名な楽器店で楽譜を売ってまして、私が学生の頃も、そこへ行くと輸入物のポケット・スコアが並んでるんです。その中で、ブルックナーってとこだけ手垢もつかないで新品そのもの。普通、学生なんかが行ってページをめくったりするもんでしょう、立ち読みしたり、ベートーヴェンやワーグナーなんかは、端の方が折れたり手垢がついたりしてました。  ところがブルックナーのところだけは、ほとんど触れられてない。…」(続きは本誌でお読みください。)

 

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