音楽現代2021年7月号
第51巻7号 通巻603号
(令和3年7月1日発行/6月15日発売)
定価:880円(本体800円+10%税)
電子書籍 → shinanobook.com
〈カラー口絵〉
●ローム ミュージック フェスティバル2021
●東京・春・音楽祭より「マクベス」
〈アートページ〉
●「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会〜飯守泰次郎傘寿記念〜
〈特 集〉ワーグナーの名作たち〜名作5傑を選ぶ
ワーグナーの辿った道●吉田 真
名作5傑を選ぶ[選者]
●宇神幸男 ●岸 純信 ●寺西基之
●中田千穂子 ●西原 稔 ●宮崎 滋
●宮沢昭男 ●横島 浩
ワーグナーの推し盤●野崎正俊
コロナ禍のバイロイト音楽祭●中田千穂子
〈音現アーカイヴ〉ワーグナー関連
- 粟津則雄+内垣啓一「『ニーベルングの指環』を語る」
(音楽現代1979年4月号より)
「ぼくはワーグナーの音楽に、アンビヴァレンツな印象を覚えざるをえない。なんていやらしい野郎だと思いながらも、この音楽には否応なく足をすくわれてしまうのですよ。」(粟津)
「日本の神話や芸能にもいろいろな竜がありますね、いまの金権政治や技術文明や大衆社会ということで、われわれの身近な問題につなげて考えるのも非常に有効な方法だけれども…。」(内垣)
- 吉田秀和 音楽を語る~新・音楽入門〈ワーグナー〉
(単行本「吉田秀和 音楽を語る」=昭和50年1月25日初版発行)より
「ワーグナーは音楽で劇を書くというときに、どうしたらみんなにそれがよくわかるだろうかということについて頭を使った人です。」(吉田)
〈特別企画〉没後20年:朝比奈 隆
- 朝比奈隆の生涯と芸術●保延裕史
- 朝比奈隆のベートーヴェン●宇野文夫
- 朝比奈のブルックナー観●川﨑高伸
- ベートーヴェン、ブルックナー以外の朝比奈隆●浅岡弘和
- 朝比奈隆の名盤を探す●野崎正俊
〈音現アーカイヴ〉朝比奈隆関連
インタビュー 朝比奈隆に訊く「ブルックナー演奏と私」〈訊き手=響 敏也〉
〈追悼〉C.ルートヴィヒ、K.コルト
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ歌手)
オペラやオーケストラ・コンサート、
そして歌曲においても 重要な役割を果たした
クリスタ・ルートヴィヒ
●野崎正俊
4月24日、ウィーン近郊の自宅で死去、享年93。
1928年、ベルリンで生まれ。17歳でデビューし、1962年に34歳で宮廷歌手の称号を受ける。ウィーン国立劇場、メトロポリタン歌劇場など世界の舞台で活躍、カラヤンやバーンスタイン、マリア・カラス、パヴァロッティらと共演した。1994年に引退を表明していた。
カジミエシュ・コルト(指揮者)
南島楽壇との絆構築を先導した
カジミエシュ・コルト
ワルシャワとCHOPINの音楽が沖縄へ届けたもの
●上地隆裕
4月29日に死去、享年90。
1930年ポーランド・ポドグジェ生まれ。1960年ワルシャワ・オペラ劇場の指揮者に就任に就任する他、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で多くのオペラを振った。その他1980年のショパン国際ピアノコンクールの審査員を務めるなど多方面で活躍。もっとも関係が深いワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団では1977年から2001年の24年間、指揮者・芸術監督を務めた。
〈インタビュー〉ちょい見せ記事は後日公開!
・篠原 眞(作曲家)〈訊き手=石塚潤一〉
〈プレビュー・インタビュー〉
・川﨑翔子(ピアニスト )
〈CDリリース・インタビュー〉
・廣江理枝(オルガニスト)
インタビューちょい見せ記事は6月16日より公開します。
→ インタビュー記事ちょい見せ|音楽現代2021年7月号
〈プレビュー〉
●二期会70周年記念公演 東京二期会オペラ劇場
ヴェルディ/「ファルスタッフ」新制作
♪7/16・18時30分、17〜19・14時、東京文化会館大ホール
♪二期会チケットセンター(TEL 03─3796─1831)
→ チケットぴあで東京二期会のチケットを探す
●珠玉のリサイタル&室内楽 ベートーヴェン初期の室内楽
~鈴木・小倉・岡本が創る新時代の幕開け~
♪7/11・15時、ヤマハホール
♪ヤマハ銀座ビルインフォメーション
(TEL 03─3572─3171)
(11時〜18時30分/火曜定休、
但し緊急事態宣言に基づく臨時休業の可能性有)
→ チケットぴあでベートーヴェン初期の室内楽を探す
2人の医師が、ピアノ リサイタルを開催
●浅野 涼 ピアノ リサイタル
♪7/4・16時、ハクジュホール
♪ソレイユ音楽事務所(TEL 03─3863─5552)
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●平松拓馬 ピアノ リサイタル
♪7/4・19時、ハクジュホール
♪ソレイユ音楽事務所(TEL 03─3863─5552)
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●混声合唱団コール・ミレニアム 第18回定期演奏会
♪6/29・19時、東京芸術劇場コンサートホール
♪コール・ミレニアム(加藤)(TEL 080─3702─2017)
→ チケットぴあで混声合唱団コール・ミレニアムのチケットを探す
〈ピックアップ〉
●ハクジュホール2021年 下半期 ラインアップ
♪問合せ=ハクジュホール チケットセンター
(TEL 03─5478─8700)
〈国内プロ・オーケストラ、吹奏楽団、オペラ 7、8月の定期演奏会〉
《オーケストラ》OEK(オーケストラ・アンサンブル・金沢)、大響、大阪フィル、岡山フィル、神奈川フィル、関西フィル、九響、京響、群響、神戸市室内管、札響、新日本フィル、仙台フィル、セントラル愛知響、中部フィル、テレマン室内O、東響、東京シティ・フィル、都響、東京ニューシティ、東京フィル、NOCE(長崎OMURA室内合奏団)、名古屋フィル、日本フィル、広響、静響、読売日響
《吹奏楽団》 シエナ・ウインド・O
《オペラ・合唱》 新国立劇場、東京二期会
〈連 載〉
海老澤 敏〈回想のモーツァルト〉〈113〉
私の〈モーツァルト生誕二五〇年祝年〉その1
丸山桂介〈怒れムーサ〉〈43〉
天空の旅人・バッハ
内藤 晃〈名曲の向こう側〉〈48〉ブラームスの仲直り術
工藤一郎〈つながれ心、つながれ力〉〈99〉
~10年目の 3.11(3)~
倉林 靖〈音楽と絵画 近代日本篇〉〈19〉
原撫松の「ヴァイオリンを弾く男」(1)
澤谷夏樹 とびとび!? 連載
〈レコード出会い頭─駆け出しマニアのアナログ新譜評〉〈3〉
「車内放送」は海を越える[ワルター/ウィーン・フィル60年告別演奏会]
〈海外レポート〉
イギリス通信★加来洋子
ロイヤル・オペラハウス再開
フランス通信★久保 歩
ブリテン/『ねじの回転』
フィルハーモニー・ド・パリの次期総監督にオリヴィエ・マンテイが任命される
ドイツ通信★中田千穂子
バイエルン州立歌劇場で「ワルキューレ」第1幕の演奏会形式上演
オーストリア通信★山田亜希子
オーストリア音楽界、始動。
フォルクスオーパーのプレミエラッシュ
ザルツブルクの精霊降臨祭音楽祭
イタリア通信★川西麻理
スカラ座、観客を入れての公演を再開
アメリカ通信★上地隆裕
満を持して復活へのファンファーレ吹奏準備に入ったUSバンド
P・インキネン=韓国KBS響MDへ
〈レビュー・レポート・トピックス〉
- 第22回 別府アルゲリッチ音楽祭中止
大分県が6月5日を「マルタ・アルゲリッチの日」と制定 - 「小さなピアニストに、小さな本物を。」
高級家具調ミニグランドピアノをカワイが飛騨産業と共同開発 - 鈴木智恵ピアノ・リサイタル
〈その他〉
新譜評、演奏会評一覧はこちらにて公開中
→ 音現新譜評&演奏会評~音楽現代2021年7月号掲載一覧
音楽現代を購入したい方は、最寄りの書店、楽器店などでご注文いただくか、発売日以降、ネットショップの下記リンク先からご購入ください。定価は880円です。
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