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音楽現代2021年4月号のインタビュー記事ちょい見せ♪

第5回高松国際ピアノコンクールの応募始まる

坂東祐大(作曲家・音楽家)

「それぞれの奏者の個性が自由に付けられる作品にしたい」

訊き手=宮沢昭男

第5回高松国際ピアノコンクール(2022年3月開催)の応募が始まる(今年4月1日〜9月20日)。第3次審査の課題曲を委嘱された坂東祐大さんにお話をうかがった。

──どのような作品をお考えですか。

坂東 「まだ先は見えません。普通、委嘱作は相手が明確で、僕は楽器よりも、奏者のキャラクターが膨らむように作曲します。でも、コンクールの委嘱作曲は初めての上、演奏者も僕も、相手がどういう人間かが分からない。私自身もどんな人に演奏されるだろうかという探り合っている状態です。

明確に点数を付ける作品にしたくない。コンクールですから順位は付きますが、うまく弾けたから良いとか、ノー・ミスで弾いたから上手いというのは違うと思っています。コンクールの課題曲が技巧的なものになる理由は分かります。でもそれ以上のことをしたい。

点数よりも、面白い演奏を引き出してもらいたい。…」

(続きは本誌でどうぞ。)

♪日程/会場=サンポートホール高松大ホール

第1次予選

2022/3/15〜17

第2次予選

2022/3/19〜20

第3次審査

2022/3/22〜23

本選

2022/3/26〜27

結果発表、表彰式

2022/3/27

入賞者演奏会

2022/3/28

応募期間=2021/4/1〜9/20(当日消印有効)
♪問合せ=高松国際ピアノコンクール事務局
〒760―0053高松市田町11―5―6F  TEL 087―812―5583

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小池賢治(ヴァイオリニスト)

ヴァイオリン・ワークス VII 〜ピアノ、ヴィオラ、チェロとの対話〜

訊き手=編集部

2013年より開催されてきた小池賢治氏のヴァイオリン・ワークス・シリーズ。昨年予定されていた7回目がコロナ禍のため延期となり、今年の4月に行なわれることとなった。延期のために曲目変更なども生じている。どのような思いが込められているのかお話を伺った。

──今回のプログラムの意図を教えてください。

小池賢治氏(ヴァイオリン)と
小池すみれさん(ピアノ)

小池 「ワークスVIまではピアノ・トリオを主体としてやってきましたがVIIではヴィオラを加えてブラームス/ピアノ四重奏曲第1番を演奏します。この曲はシェーンベルク編曲のオーケストラ版があり、都響でも何回か演奏しましたが、その原曲をぜひ演奏してみたいと思いました。重厚な響きや各々の楽器の重奏、掛け合い、ジプシーの踊りなどブラームスらしい要素がたくさん詰まっており、コントラストがはっきりしていてとても緻密に作られている作品だと思います。…」

(続きは本誌でどうぞ。)

♪4月25日14時、Hakuju Hall
♪問合せ:ミリオンコンサート協会 TEL 03-3501-5638

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東京デビュー40周年
CD「J. S. バッハ: インヴェンションとシンフォニア」
発売記念

樋口紀美子 ピアノ リサイタルを開催

訊き手=編集部

──節目を迎えられ、いろいろな思いがあると思います。

(©️Studio CAC)

樋口 「1981年にベルリンから一時帰国して、今回と同じ東京文化会館小ホールにて東京デビュー・リサイタルを開催しました。2021年はデビュー40周年となります。また、CDリリースの予定もあるので、その両方を記念するリサイタルの開催を2019年の11月末に希望しました。
ちょうどその頃は『第九と皇帝』(サントリーホール:熊谷弘指揮)のソリストをつとめるという、私にとって大イベントの直前でした。これはもともと、小尾旭さん(当時のミリオンコンサート協会社長・2020年逝去)の推薦で実現し、熊谷先生から図り知れない多くの事を学ぶ機会となりました。」…

(続きは本誌でどうぞ。)

♪4月5日19時、東京文化会館小ホール
♪問合せ:ミリオンコンサート協会 TEL 03-3501-5638

 

 

 

 

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