音楽現代2024年4月号掲載のインタビュー
音楽現代2024年4月号に掲載のインタビュー記事をちょい見せします。
続きは本誌にてどうぞ♪
ヴァイオリン界のレジェンドが今年もリサイタル
自家薬籠中の作品を演奏
小林武史(ヴァイオリニスト)
「伊福部昭先生にも夏田鐘甲先生にもずいぶん可愛がっていただきましたから
僕は本当に幸せでした」
訊き手:横谷貴一
この2月に満93歳を迎えたヴァイオリン界のレジェンド小林武史が、今年もリサイタルを行う。
─ヤナーチェクは小林さんにとってどういう存在ですか?
小林「故郷ですね。感じとしては。生まれて初めて行った外国がチェコのブルノでしたから。今考えても面食らうというか、一言もわからないし。向こうの人はドイツ語が非常に上手でしたが、僕はそれもできませんでしたから。」…(続きは本誌でどうぞ)
アルゲリッチ、伊藤京子、アルゲリッチ芸術振興財団が第13回「大林賞」を共同受賞
伊藤京子(ピアニスト)
「社会の中での芸術の役割を考え続けたのが私たちの活動です」
訊き手:編集部
伊藤「2024年の幕開けは、私たち日本人にとり能登地方の大きな災害に改めて自然の脅威を思い知ることになりました。コロナ禍の経験を経て世界に目を転じれば、同じ地球上で争いは絶えることなく続いてもいます。
私たちのクラシック音楽もあらゆるエンターテインメントの世界も平穏な日常があってこそ成り立つものだ、ということを身をもって経験させられた月日でもあったように思います。」…(続きは本誌でどうぞ)
2024 新年来日公演で話題を呼んだ
ズザナ・ルゾンコヴァー(プラハ交響楽団ホルン奏者)
「チェコ人ホルン奏者の演奏スタイル─それは美しいピアニッシモとヴィブラート…」
訊き手:宮沢昭男/通訳・写真:本田淳子(同楽団打楽器奏者)
─あなたの演奏から「ボヘミア・ホルン」という昔の言葉を思い出しましたが、その言葉はチェコなどでも使われますか?
ルゾンコヴァー「その言葉は知りません。使わないですね。なぜなら、これが普通だからです。ただ、チェコの自由化以来、外国に留学する人が増え、本来のチェコらしい演奏が減っています。
20世紀後半チェコ・フィルのティルシャル兄弟が有名です。ボヘミアではなくモラヴィア出身です。あの音色は世界のどこを探しても見つかりません。」…(続きは本誌でどうぞ)
プレビュー・インタビュー
Solo&Harmony Special Vol.3
伊藤淳子(ピアニスト)
ピアノ室内楽の調べ〜カルテット・オリーブと共に
訊き手:編集部
伊藤「ロンドンで学んだ大学院のコースはソロ&アンサンブル・パフォーマンス・ディプロマというものでした。─略─国や言葉、宗教の違う人たちが一緒に演奏をすることで、音でコミュニケーションをとり、同じ方向を向き、寄り添い、わかち合う素敵な体験をしました。」…(続きは本誌でどうぞ)
小池賢治(ヴァイオリニスト)
ヴァイオリン・ワークスIX〜ピアノ、チェロとの対話〜
訊き手:編集部
─ヤナーチェクは小林さんにとってどういう存在ですか?
小池「(前半の)ブラームスは大好きな作曲家で、今回は第2番を取り上げます。この曲はブラームスの交響曲第2番と冒頭部分の明るい雰囲気がよく似ています。ソナタ3曲の中でも特に美しい旋律に満ち溢れていて、穏やかで幸福な表情を持つ作品でプログラムの冒頭の曲としてもふさわしいと思いました。」…(続きは本誌でどうぞ)
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