音楽現代2021年2月号
（令和3年2月1日発行／1月15日発売）
定価：880円［本体800円＋税］
電子書籍はこちら → shinanobook.com
〈カラー口絵〉
・東京二期会「メリー・ウィドー」
〈アートページ〉
- 新国立劇場 ヨハン・シュトラウス II／「こうもり」
〈特集〉古今東西フランツ・シューベルトの名演名盤５傑
〈執筆者〉
宇野文夫、小林宗巌
佐藤康則、西原 稔
野崎正俊、保延裕史
宮崎 滋、茂木一衞
シューベルト関連アーカイヴ
吉田秀和・音楽を語る〈シューベルト〉
─対談による音楽入門─
〈特別企画〉コロナとの共存 音楽をつないでいくために… リモートレッスンの現状〜現場からの声をきく
- オンラインレッスン その方法と新しい可能性 山崎 裕
- 緊急アンケート調査結果報告
「リモートレッスンの状況を教えてください」 - この時代だからこそ、楽器を習い始めたい人へ
ヤマハミュージックレッスンからのアドバイス - リモートレッスンの最先端
「Disklavier（ディスクラビア）」を識る
リレー・インタビュー
黒沢国久（ヤマハ株式会社ピアノ事業部ピアノマーケティング＆セールスグループ）
尾城杏奈（2020ピティナ特級グランプリ／東京藝術大学大学院１年）
山縣美季（2020ピティナ特級入選、日本音楽コンクールピアノ部門第1位／東京藝術大学１年） - コロナ状況下の音楽教育 加藤哲礼
〈インタビュー〉
東京二期会「タンホイザー」にヴェーヌスで出演
池田香織（メゾソプラノ歌手)
「言葉に付けたワーグナーの音楽には見えないト書きがある」
（訊き手＝宮沢昭男）
シューベルトに対する熱い思いを語る
栃尾克樹（サクソフォーン奏者)
「いきなり『冬の旅』はいくらなんでも壮大すぎる。そんな冒涜するようなことはできないと…」
（訊き手＝横谷貴一）
フォルテピアノとの出会いと恩師への感謝、そしてライフワーク
川口成彦（フォルテピアノ奏者）
「『モーツァルトってこういうことか！』と古典派にのめりこみました」
（訊き手＝武田奈菜子）
〈プレビュー・インタビュー〉
●渡邉康雄（ピアノ）＆田野倉雅秋（ヴァイオリン）
デュオリサイタルを開催
♪2月20日16時、東京文化会館・小ホール
お問合せ＝ミリオンコンサート協会（TEL 03-3501-5638）
→チケットぴあで渡邉康雄＆田野倉雅秋のコンサートを探す
●森 悠子（ヴァイオリン、長岡京室内アンサンブル音楽監督）
長岡京室内アンサンブル コンサートツアー「空に飛びたくて」
♪京都＝2月6日15時、長岡京記念文化会館
お問合せ＝長岡京室内アンサンブル（TEL 075-361-5004）
♪名古屋＝2月7日13時、三井住友海上しらかわホール
お問合せ＝クラシック名古屋（TEL 052-678-5310）
♪東京＝〈中止〉2月8日19時、渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール
お問合せ＝ミリオンコンサート協会（TEL 03-3501-5638）
→チケットぴあで長岡京室内アンサンブルの演奏会を探す
〈プレビュー〉
中止または延期、変更などされる場合もありますので、各問い合わせ先にご確認ください。
●関西フィルハーモニー管弦楽団 バレンタインコンサート
♪2月14日15時、住友生命いずみホール
お問合せ＝関西フィルハーモニー管弦楽団 （TEL 06-6577-1381）
●小泉和裕指揮／九州交響楽団 第392回定期演奏会
♪2月26日19時、アクロス福岡シンフォニーホール
お問合せ＝九響チケットサービス（TEL 092-823-0101）
→チケットぴあで九州交響楽団の公演チケットを探す
●からっ風と花の響宴コンサート～西田直嗣の作品とともに～独唱・独奏編
♪２月14日14時、ベイシア文化ホール小ホール（群馬県民会館）
♪2月25日〜3月3日、アーカイブ配信
お問合せ＝からっ風と花の饗宴コンサート実行委員会
●Hakuju サロン・コンサート vol.７
中野翔太＆松永貴志＆田中拓也
♪2月19日19時、Hakuju Hall
お問合せ＝Hakuju Hall チケットセンター（TEL 03-5478-8700）
●新ダヴィッド同盟 New “Davidsbündler”
庄司紗矢香（vn）＋磯村和英（va）＋石坂団十郎（vc）＋小菅優（Ｐ）
♪2月21日15時、水戸芸術館コンサートホールATM
お問合せ＝水戸芸術館チケット予約センター （TEL 029-231-8000）
●第156回リクライニング・コンサート
LEO箏リサイタル 和魂洋才 箏曲の未来形
♪2月25日15時、19時30分、Hakuju Hall
♪お問合せ＝Hakuju Hall チケットセンター（TEL 03-5478-8700）
●岡本侑也（チェロ） ―無伴奏
♪2月28日15時、トッパンホール
お問合せ＝トッパンホールチケットセンター （TEL 03-5840-2222）
●Hiroshima Happy New Ear 28
『音楽の深淵を求めて』
♪3月8日19時、JMSアステールプラザオーケストラ等練習所
お問合せ＝ひろしまオペラ・音楽推進委員会 (TEL 082-244-8000）
国内プロ・オーケストラ、吹奏楽団、ＳＱ、オペラ、合唱団 ２、３月の定期演奏会
〈コンサート・レポート〉
●明日を担う音楽家たち～新進芸術家海外研修制度の成果～
文化庁委託事業「令和２年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
〈連載〉ちょい見せします
［海老澤敏］「回想のモーツァルト～モーツァルトとともに50年」（108）
〈生誕二五〇年モーツァルト祭〉第五発
モーツァルト19世紀の響き～室内楽で聴くコンチェルトとシンフォニー～
「日本モーツァルト研究所が主催した〈生誕二五〇年モーツァルト祭〉の第三回コンサートは〈モーツァルト19世紀の響き～室内楽で聴くコンチェルトとシンフォニー～〉と題されている。 この第三回コンサートは …」
［丸山桂介］〈怒れムーサ〉38 天空の旅人・バッハ
「作曲・演奏に際しての韻律法の存在は今日の我々には余り馴染まない事柄であるように思われる。一部の声楽家のように …」
［内藤 晃］〈名曲の向こう側〉44
「バッハの長旅」
「絵画の模写のように、楽譜の筆写は作曲の上達に欠かせない作業です。先輩作曲家の名曲を書き写しながら、その構築プロセスを追体験する──かのゼバスティアン・バッハ（1685−1750）もそんな風にして先輩作曲家の書法を研究し、独学で作曲技法を身につけていったのでした。10歳ごろ…」
［工藤一郎］〈つながれ心、つながれ力〉94
～続・器楽と歌～
「本連載〈85〉以来、当地域におけるコロナ禍の影響をレポートしている。内、器楽分野での活動再開の例に、一つ付け加えておきたい。 …」
［横原千史］〈ベートーヴェン・ルネサンス 弦楽四重奏曲再考 〉その32
弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 Op.95《セリオーソ》
「この四重奏曲の成立状況は錯綜していて、いまだに不明確な部分もあるが、現時点の資料から次のように推測できる。この曲のスケッチは…」
［倉林 靖］〈音楽と絵画 近代日本篇〉14
一川芳員の横浜絵から──「仏蘭西国」ほか
「横浜開港後の一八六〇～六一年頃、盛んに描かれた横浜開花錦絵（横浜絵）のなかには、これまで取り上げた五雲亭貞秀のほかにも、西洋楽器を描いた絵師が何人もいる。今回は、そのなかから貞秀以外の別の絵師による絵を紹介しよう。 …」
〈海外レポート〉
イギリス★加来洋子 世界で最も才能に恵まれた音楽一家
フランス★久保 歩 ボイエルデュー／『白衣の貴婦人』
ドイツ★中田千穂子 空席のベルリン州立歌劇場
ワーグナー／「ローエングリン」プルミエ・ストリーミング
オーストリア★山田亜希子 コロナに振り回された2020年、2021年ザルツブルク音楽祭
イタリア★川西麻理 スカラ座オープニングの生放送
アメリカ★上地隆裕 NYフィルが給与の大幅CUT断行
フィラデルフィア管の首席客演指揮者決定
コロナ後の新ライバルの予感
〈バレエ・クリティーク〉
● コンテンポラリーダンスってなに? 静岡県芸術祭で現代舞踊を広く解明
〈新製品情報〉
●高い表現力を追求したヤマハ グランドピアノ「C3X espressivo」2月に発売
プレミアムピアノづくりのノウハウを継承
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