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音楽現代2020年12月号(vol.50 No.12)

音楽現代12月号

(令和2年12月1日発行/11月25日発売)

定価:880円[本体800円+10%税]

 

電子書籍はこちら→ shinaobook.com

 

〈カラー口絵〉

・第30回大阪国際音楽コンクール

〈アートページ〉

・新国立劇場 ブリテン/歌劇《夏の夜の夢》

〈特集〉

古今東西ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの名演名盤5傑

執筆者
浅岡弘和、宇神幸男、野崎正俊、保延裕史
真嶋雄大、宮崎 滋、茂木一衞

〈特集関連アーカイヴ〉創刊600号へカウントダウン第8号

篠田一士+荻昌弘+遠山一行〈フルトヴェングラーと現代〉
宇野功芳+福永陽一郎〈フルトヴェングラーを再評価する〉

〈特別企画1〉フルトヴェングラーの「バイロイト『第九』」

なぜ、どこがすごいのか? ~徹底比較試聴

VS ブルーノ・ワルターの「第九」(保延裕史)
VS レナード・バーンスタインの「第九」(野崎正俊)
VS そのほかの指揮者の「第九」(浅岡弘和)

〈特別企画2〉第7回「柴田南雄音楽評論賞」

第7回奨励賞=布施砂丘彦

「音楽時評『音楽の態度』」

 古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、プラトンの『国家』のなかで、⾳楽が「何か⼤きな魔⼒」を持っていると⾔った。⾳楽は聴く者の魂を捉え、同化するよう強く働きかける。

現代の⽇本では、⼈々が⼼を痛めるような出来事が起こると「⾳楽の⼒」という⾔葉が聞こえてくる。メディアだけではない、⾳楽家たちもまた、⾃らがそれを所有しているかのように「⾳楽の⼒」を声⾼に叫ぶ。しかし、「⾳楽の⼒」は⾳楽家をはじめとする⼈類にとって、操作不可能だ。⼈々が⾳楽に魅了されるのは、それが⼈知を超えているからである。すなわち、それは⼈間の意識の外側に存在するのだから、それを⼈知によって完全にコントロールすることはできない。プラトンは…

 

〈インタビュー〉

現代にあるべきバッハの姿をモダン・フルートとチェンバロで
有田正広(フルーティスト)& 曽根麻矢子(チェンバリスト)
「レコーディングではありましたが、ライヴの感覚でした」

 

ベートーヴェンをテーマに2020年音楽現代
表紙のフラワーデザインを担当
松谷みどり(日比谷花壇フラワーデザイナー)
「ベートーヴェンの曲、人生観、そこに季節感を取り入れたいとアプローチしてきました。」

〈プレビュー・インタビュー〉

●小林道夫(チェンバリスト)
●玉井美子(ピアニスト)
●三村奈々恵(マリンバ奏者)

インタビュー、プレビュー・インタビューのちょい見せページはこちら→https://ongakugendai.com/2020/11/26/interview/

〈プレビュー〉

●浜松国際ピアノコンクール出場者たちのピアノ・フェスティバル
お問い合わせ=浜松市文化振興財団
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●東京芸術劇場30周年記念公演 読売日本交響楽団 演奏会
お問い合わせ=東京芸術劇場
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●バッハ・コレギウム・ジャパン ベートーヴェン/「運命」とハ短調ミサ曲
お問い合わせ=バッハ・コレギウム・ジャパン
直接チケットを探す→バッハ・コレギウム・ジャパンのチケットをチケットぴあで探すicon

●ベートーヴェン生誕250年記念 第15回ベートーヴェン 弦楽四重奏曲[8曲]演奏会
お問い合わせ=ミリオンコンサート協会

●郷古廉(ヴァイオリン)無伴奏ソロ・リサイタル
お問い合わせ=トッパンホール
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●金子浩三フレンズコンサート「明日の記憶」
お問い合わせ=兵庫県立芸術文化センター

●藤倉大、イェルク・ヴィトマン、ベートーヴェン!
お問い合わせ=トッパンホール

●小林香里(ピアノ)ブラームス・シリーズ “Brahms~A Life Story”vol.3
お問い合わせ=ビーフラット・ミュージック プロデュース

●新国立劇場2020/2021シーズンオペラ「こうもり」出演者変更
お問い合わせ=新国立劇場

〈プレビュー・ピックアップ〉

●神奈川県民ホール ファンタスティック・ガラコンサート2020
お問い合わせ=神奈川県民ホール
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●MUZAジルベスターコンサート2020
お問い合わせ=ミューザ川崎シンフォニーホール
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●第31回高崎元旦コンサート
お問い合わせ=高崎芸術劇場

〈インフォメーション〉

●「大澤壽人 神戸からボストン・パリへ1930─1953」展
民音音楽博物館 西日本館で開催

〈レビュー&レポート&トピックス〉

●サントリーホール サマーフェスティバル2020
●飯森範親と辿る芸術Vol・3 金子三勇士(ピアノ)を迎えて ~偉大なるベートーヴェンの知られざる恋物語~
●ヤマハ銀座店に「ブランド体験エリア」誕生

〈連載〉

[海老澤敏]「回想のモーツァルト~モーツァルトとともに80年」(106)
〈生誕二五〇年モーツァルト祭〉第三発〈モーツァルト日本に来る〉
「日本モーツァルト研究所主催の〈祝祭モーツァルト生誕二五〇年〉の第三弾は、前号の第二弾から、また四ヶ月を隔てた九月十五日(金)において、旧東京音楽学校奏楽堂で行われた『モーツァルト日本に来る』であった。…」

[丸山桂介]〈怒れムーサ〉35 天空の旅人・バッハ
「ブルーノ・キッテル(1870-1948)という名の指揮者が、かつては華やかな活動を繰り広げたというっことは今日ではほぼ完全に忘れられているように思われる。…」

[内藤 晃]〈名曲の向こう側〉41
「モーツァルトとコンスタンツェ」
「モーツァルト(1756-91)は、ザルツブルク宮廷 に籍を置きながら、よりよい働き口を求めて旅を繰 り返していました。…」

[工藤一郎]〈つながれ心、つながれ力〉92
~エールとイカール~
「未曾有の脅威を全世界に広げているコロナ禍は、多くの音楽イベントの前にも立ちはだかっている。…」

[倉林 靖]〈音楽と絵画 近代日本篇〉12
五雲亭貞秀の横浜絵から3[横浜の異国人と楽器の絵]
「五雲亭(歌川)貞秀が描いた洋楽関係の絵のうち、全開では玉板油絵、大胡弓、笛、二線」(一八六〇[万延元]年三月)を見たが、もうひとつ、楽器を描いた奇妙な絵を紹介しておこう。…

〈海外レポート〉

イギリス:グラインボーンオペラ オッフェンバックで開幕
フランス:J.E. ガーディナー指揮フランス国営放送管弦楽団
ドイツ:ベルリン州立歌劇場でドイツ再統一30周年
オーストリア:ウィーン交響楽団新首席指揮者着任演奏会、国立歌劇場の新型コロナウイルスによる赤字
イタリア:スカラ座の近況
アメリカ:準・メルクルは台湾へ、ボストン響MD=A・ネルソンスの在任契約延長、フィラデルフィア管「今年のオーケストラ」賞に選ばれる

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