音楽現代2023年12月号(vol.53 No.12)
第53巻12号 通巻632号
(令和5年12月1日発行/11月15日発売)
税込定価:880円(本体800円+10%税)
電子書籍 → shinanobook.com(販売開始後にリンクが有効になります。)
*緊急な事態などにより、本誌に記載されている内容と実際のコンサートが異なる場合がございます。最新の情報は、主催者のHPや問合せ先などからご確認をお願いいたします。
●カラー口絵
- ROHM MUSIC FESTIVAL 2023 in TOKYO
- 第24回大阪国際音楽コンクール
グランドファイナル=ガラコンサート - 関西歌劇団 第103回定期公演 マスネ/サンドリヨン
●アートページ
- 第43回 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル
- 日本トスティ歌曲コンクール2023
- Hakuju Hall 20周年記念ガラコンサート
- トッパンホール23周年 バースデーコンサート
●特 集〈作曲家ベイシック・シリーズ〉 ベートーヴェンのコンチェルト
- ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15(1795)
- ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19(1795)
〈西原 稔〉
- ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37(1804)
〈新渡戸常憲〉
- ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58(1806)
〈福田 滋〉
- ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」(1809)
〈木村貴紀〉
- ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61(1806)
〈佐藤康則〉
- ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための協奏曲 ニ長調作品56(1804)
〈宗巌〉
- ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番ト長調作品40(1802)
- ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番へ長調作品50(1798)
〈西原 稔〉
- ピアノ、合唱、管弦楽のための幻想曲ハ短調作品80(1808)
〈野崎正俊〉
- 〈番外編〉
交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」(1824)
〈浅岡弘和〉
●音現特別情報 今年の「第九」全国公演日程
●特別企画〈1〉小林秀雄没後40年&『モオツァルト』執筆開始80年記念 「小林秀雄『モオツァルト』と現代」
- モーツァルトの「イデア」をつかんだ空前絶後の批評
〈新保祐司〉
- 小林秀雄雑話
〈宇神幸男〉
- 今、小林秀雄の《モオツァルト》を再確認する
浅岡弘和
小林秀雄《モオツァルト》は、読み続けられるべきか、否か?
〈倉林 靖〉
〈関連アーカイヴ〉対談:粟津則雄+高橋英郎「小林秀雄とモーツァルト」
●特別企画〈2〉第10回〈柴田南雄音楽評論賞〉 奨励賞=深貝理紗子・灰街令
- 「西洋芸術音楽」はまだ何かをなし得るのか
聴こえるものと書かれたものについて
〈灰街 令〉
灰街 令(はいまち・れい)
1995年生まれ。聴取のなかで音が音楽として現象するとき、あるいは音楽が音へと解体されるときに顕在化する、ノイズやサイレンスの存在に関心があり、主に作曲や作品研究を通して思考=試行を実践している。
近年の活動に、ソロライブ『騒音のリリシズム/静寂のプロパガンダ』の開催、室内楽作品集『Retarder』の音源リリース、カゲヤマ気象台演出/サミュエル・ベケット作『QUAD』への舞台音楽提供などがある。
国立音楽大学大学院博士後期課程を単位取得満期退学の後、現在、同大学大学院研究生として博士論文を準備中。作曲を近藤譲と川島素晴の両氏に、現代奏法を含むピアノ演奏を井上郷子氏に、音楽学を白石美雪と友利修の両氏に、文筆を佐々木敦氏に師事。
ポートフォリオサイト:https://reihaimachi.wordpress.com/
●プレビュー
今月のプレビューは、12月、年末、注目コンサートです!
浅岡弘和先生に数多くあるコンサートの中からピックアップしていただきました。どのようなコンサート情報が載っているのか、本誌にてお楽しみください!
国内プロ・オーケストラ、吹奏楽団、オペラ、合唱 2023年12月・2024年1月の定期演奏会情報
《オーケストラ》
■NHK交響楽団 ■オーケストラ・アンサンブル金沢 ■大阪交響楽団 ■大阪フィルハーモニー交響楽団 ■神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ■九州交響楽団 ■京都市交響楽団 ■群馬交響楽団 ■札幌交響楽団 ■新日本フィルハーモニー交響楽団 ■シンフォニエッタ静岡 ■仙台フィルハーモニー管弦楽団 ■セントラル愛知交響楽団 ■テレマン室内オーケストラ ■東京交響楽団 ■東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 ■東京都交響楽団 ■東京フィルハーモニー交響楽団 ■名古屋フィルハーモニー交響楽団 ■日本センチュリー交響楽団 ■日本フィルハーモニー交響楽団 ■パシフィックフィルハーモニア東京 ■兵庫芸術文化センター管弦楽団 ■広島交響楽団 ■読売日本交響楽団
《吹奏楽・室内楽》
■オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ ■東京佼成ウインドオーケストラ
《オペラ・合唱》
■関西歌劇団 ■新国立劇場 ■東京混声合唱団 ■藤原歌劇団
●インタビュー
- 砂川涼子(ソプラノ)
- クァルテット・インテグラ
〈プレビュー・インタビュー〉
- 石鍋妙子(ピアノ)
- 奈良ゆみ(ソプラノ)
- 渡辺愛(ピアノ)
- 五十嵐稔(ピアノ)
- デュオ・フィオーレ(ピアノ・デュオ)
- 高橋裕(作曲家)
→ 12月号に掲載のインタビューちょい見せ記事は後日、別ページにて公開
●連 載
- 海老澤 敏〈回想のモーツァルト〉〈142〉
『知られざるモーツァルト《モーツァルトとその時代(II) モーツァルトが出会った王侯貴族、文人そして音楽家たち〔文人その他の音楽家篇〕》』(その7) - 丸山桂介〈怒れムーサ〉〈71〉
天空の詩人・シューマン - 上地隆裕〈世界の音楽コンクール〉〈21〉
J・S・バッハ国際コンクール - 工藤一郎〈つながれ心、つながれ力〉〈128〉
~フェスティバル~ - 倉林 靖〈音楽と絵画 近代日本篇〉〈48〉
岸田劉生と江戸音楽―「麗子弾絃図」 - 大野一道〈『音を観る』その2〉〈20〉
「大和し うるわし」―達人ドアボーイ― - 横原千史〈ベートーヴェン・ルネサンス 弦楽四重奏曲再考〉その44
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op132 - 藤田めぐみの演奏法〈12〉
バッハ インヴェンション 第12番 イ長調 BWV783 - 内藤 晃〈名曲の向こう側〉〈76〉
ドビュッシー/2つのアラベスク
●海外レポート
- イギリス通信★加来洋子
ロイヤル・オペラ新シーズン始まる
ENO新シーズン始まる - フランス通信★久保 歩
ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マケラ指揮・パリ管弦楽団 - ドイツ通信★中田千穂子
ベルリン・ドイツ・オペラでプッチーニの名作オペラ 「3部作」
(イル・トリッティコ)プルミエ - オーストリア通信★山田亜希子
アン・デア・ウィーン劇場《殉教者》 - アメリカ通信★上地隆裕
M・G=ティーラ、リンカーン・センターからイスラエル軍ガザ侵攻に対する声明文を発表
追悼 西村朗 その人と作品 追悼に代えて
・レポート
- 第9回 武蔵野市国際オルガンコンクール本選
- ローマ歌劇場「トスカ」
- 第41回九州現代音楽祭(長崎開催)
- 新国立劇場 プッチーニ/「修道女アンジェリカ」、ラヴェル/「子どもと魔法」
- 第13回 国際オーボエコンクール・東京
●その他
音現新譜評=交響曲、管弦楽・協奏曲 室内楽・器楽曲、鍵盤楽器 声楽・オペラ、バロック 現代音楽・その他
演奏会評=北海道・関東・東京・ 名古屋・関西
→ 12月号に掲載している新譜評、演奏会評の一覧表は10月14日別ページにて公開
告知板[受賞、募集、人事、訃報、ほか]
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