一冊まるごとヴァイオリン
〜その歴史と美、製作と保全
アルバート・チョンピン・チュワン 著
田中良司 訳
A5判/240頁
定価=2,200円[本体2,000円+10%税]
㈱芸術現代社 刊 並製
初版:2013年11月15日
一冊まるごとヴァイオリン。この奇抜な書名の奥に映える、ヴァイオリンの美しい残照。
現代人の魂に煌めき、心の暗闇を癒す響き。
ヴァイオリン製作家の目に映った16世紀ルネサンス時代の極め付けの工芸世界、やがて再び歴史に埋もれた壁への回復。
希代のプロジェクト、その精華。400年もの時の中の楽器、演奏家、聴衆との一期一会。
目次
〈まるごと1〉歴史と美
- 第1章 ヴァイオリンの歴史
- 第2章 世界のヴァイオリンづくりと流派
- 第3章 ヴァイオリンの識別と価値
- 第4章 ヴァイオリンのニスの秘密
- 第5章 ヴァイオリンマーケット
〈まるごと2〉製作と保全
- 第6章 ヴァイオリンの構造
- 第7章 ヴァイオリンの製作
- 第8章 ヴァイオリンの手入れと保全
- 第9章 弓の歴史、構造、選び方と製作
- 第10章 ヴァイオリンの音響原理
〈ドキュメント〉中国・台湾のヴァイオリン事情
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