音楽現代2021年8月号
第51巻8号 通巻604号
(令和3年8月1日発行/7月15日発売)
定価:880円(本体800円+10%税)
電子書籍 → shinanobook.com
*緊急事態宣言などにより、本誌の内容と変更となる場合がございます。最新の情報をお知りになりたい方は、主催者のHPや問合せ先などからご確認をお願いいたします。
〈カラー口絵〉
- ダニエル・バレンボイム ピアノ・リサイタル
- 東京二期会「セルセ」
- 日生劇場オペラ「ラ・ボエーム」
〈アートページ〉
- ショパン・フェスティバル 2021 in 表参道
- クロイツァー記念会 第45回例会 クロイツァー賞受賞者による演奏会
- 小林晴美エンターテイメント
〈特 集〉ドビュッシーの作品 〜名作5傑を選ぶ★フランス音楽の粋
ドビュッシー以前、そしてドビュッシー以降●伊藤美由紀
名作5傑を選ぶ[選者]
●宇神幸男 ●木村貴紀 ●佐藤康則 ●寺西基之
●中村滋延 ●西原 稔 ●横島 浩
〈音現アーカイヴ〉ドビュッシー関連
- 窪田般弥「ドビュッシーとフランス世紀末思想」
音楽家の世界を語るものは音楽であって、他のいかなる種類の芸術でもない。 - 高橋英郎「サンボリスムとフランス音楽」
ドビュッシーという音楽家によって、芸術の本質が明らかにされた - 対談 矢代秋雄+船山隆「ドビュッシーを語る」
「ドビュッシーは、何といっても瞬間、瞬間の音の響きを とても大事にした人でしょう。 非常にこまかく音を吟味して書く質の人ですね。」(矢代)
「あんまり表題にとらわれて、ドビュッシーの音楽を聴くのは、 ちょっと間違えた聴き方かもしれませんね。」(船山)
(以上、音楽現代1974年6月号より再掲)
- 吉田秀和 音楽を語る~新・音楽入門〈ドビュッシー〉
訊き手=服部進・加納千砂子
「シューベルトの歌曲はしゃべるようになっててもそれは歌です。 ドビュッシーの歌曲は歌っているときでも歌ではなくって、 ああいうしゃべり方、それは理想の国のしゃべり方みたいなね…。」(吉田)
(単行本「吉田秀和 音楽を語る」(下)〈昭和50年1月25日初版発行〉より)
〈特別企画〉「レクイエム」を訪ねて~鎮魂の夏
- モーツァルトの「レクイエム」(石多正男)
- ケルビーニの「レクイエム」(野崎正俊)
- ベルリオーズの「レクイエム」(保延裕史)
- ヴェルディの「レクイエム」(小林宗巌)
- ブラームスの「ドイツ・レクイエム」(西原 稔)
- ドヴォルザークの「レクイエム」(宮沢昭男)
- フォーレの「レクイエム」(八木幸三)
- ブリテンの「レクイエム」(武田奈菜子)
- 現代作曲家の「レクイエム」(宇野文夫)
- 日本人作曲家の「レクイエム」(石塚潤一)
- 聴いておきたい「レクイエム」の数々とそのCD&DVD(野崎正俊)
- 「レクイエム」を識る(保延裕史)
〈インタビュー〉
・八木幸三(作曲家)〈訊き手=編集部〉
北海道で新生オペラが誕生 歌劇「ノンノ」を上演
「ロマンティックで、スペクタクル性やコミカル性も含まれたエンターテインメントな作品です。」
(インタビューちょい見せ記事は後日公開)
〈プレビュー〉
- 第26回宮崎国際音楽祭〝真夏の祭典〟~天地(あめつち)の恵みに祈りを込めて
♪7月31日〜8月15日、メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)ほか
♪宮崎国際音楽祭事務局(0985―28―3208)
→ 「宮崎国際音楽祭」をチケットぴあで探す - 第47回木曽音楽祭 「自然と音楽の調和」
♪8月27日〜29日、木曽文化公園文化ホール、ほか
♪木曽音楽祭事務局(0264―21―1222) - サントリーホール サマーフェスティバル2021
♪8月22日〜8月28日、サントリーホール
♪サントリーホールチケットセンター(0570─55─0017)
→ サントリーホール「サマーフェスティバル」をチケットぴあで探す - 2021セイジ・オザワ 松本フェスティバル
♪8月21日~9月6日、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)、ほか
♪セイジ・オザワ松本フェスティバル実行委員会(0263─39─0001)
→ 「セイジ・オザワ松本フェスティバル」をチケットぴあで探す - ひろしまオペラルネッサンス
アンサンブルシアター1「ドン・ジョヴァンニ」
♪8/21・22、両公演共14時、JMSアステールプラザ大ホール
♪ひろしまオペラ・音楽推進委員会(082―244―8000)
→ 「ひろしまオペラルネッサンス」〈ドン・ジョヴァンニ〉をチケットぴあで探す - 周防亮介(ヴァイオリン)パガニーニ&シャリーノ、2つのカプリース
♪8/6・19時、トッパンホール
♪トッパンホールチケットセンター(03―5840―2222) - 東京二期会
ヴェルディ/「レクイエム」
本誌記事では指揮者:ダニエーレ・ルスティオーニと記載させていただいておりますが、新型コロナウイルス感染症に関わるスケジュール調整の都合で、アンドレア・バッティストーニが出演することとなりました。
詳細は二期会HPでご確認ください→指揮者変更のお知らせ
♪8/12、13、両日共19時、東京オペラシティ コンサートホールベルク/「ルル」
♪8/28・17時、29・14時、31・14時、新宿文化センター大ホール
♪両公演共=二期会チケットセンター(03─3796─1831)
→ 東京二期会オペラ劇場をチケットぴあで探す - 第15回 Hakuju ギター・フェスタ 2021 「原点回帰」
〜日本が誇る5人のギタリストがギターの魅力を聴かせる〜
♪8月20日〜22日、 Hakuju Hall
♪Hakuju Hall(03―5478―8700) - Team Alfonso presents[ピアノ:近藤晃司&真豊子]
2台のピアノによるThe Piano Entertainment
♪8/20・18時、王子ホール
緊急事態宣言発令のため、10月10日(日)14時に延期となりました。
♪芝音楽事務所(0120―363―350)
〈ピックアップ〉
- ローム ミュージック ファンデーション スカラシップ コンサート Vol. 23〜Vol. 32
京都公演
♪7月31日、8月1、21、22日、京都府立府民ホール アルティ
♪エラート音楽事務所(075─751─0617)
東京公演
♪8月6、28日、浜離宮朝日ホール
♪1002(イチマルマルニ)(03─3264─0244)
オンラインコンサート
♪カーテンコール(https://curtaincall.media/)
→ 「スカラシップコンサート」をチケットぴあで探す - 第41回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル
「ベートーヴェンから現代へ」
♪8月17日〜29日(18日を除く)、草津音楽の森国際コンサートホール
♪草津アカデミー・チケットサービス(0279―82―1031)
♪草津夏期国際音楽アカデミー事務局(03─5790─5561=期間中も対応)
→ 「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」をチケットぴあで探す
〈国内プロ・オーケストラ、吹奏楽団、オペラ、合唱団 8、9月の定期演奏会〉
《オーケストラ》
N響、OEK(オーケストラ・アンサンブル・金沢)、大響、大阪フィル、神奈川フィル、関西フィル、九響、京響、京都フィル、群響、神戸市室内管、札響、新日本フィル、瀬戸フィル、仙台フィル、セントラル愛知響、中部フィル、東響、東京シティ・フィル、都響、東京ニューシティ、東京フィル、東京ユニバーサル・フィル、長崎OMURA室内奏、名古屋フィル、日本センチュリー響、日本フィル、兵庫芸術文化センター管、広響、富士山静岡響、山響、読売日響
《吹奏楽団》
オオサカ・シオン・WO、東京佼成WO
《オペラ・合唱》
関西歌劇団、東京二期会、藤原歌劇団、ヴォクスマーナ、室内合唱団 日唱、東京混声唱
〈連 載〉
海老澤 敏〈回想のモーツァルト〉〈114〉
私の〈モーツァルト生誕二五〇年祝年〉その2
丸山桂介〈怒れムーサ〉〈44〉
天空の旅人・バッハ
内藤 晃〈名曲の向こう側〉〈49〉ドビュッシーとファリャ
工藤一郎〈つながれ心、つながれ力〉〈100〉
~再開した室内楽シリーズ~
倉林 靖〈音楽と絵画 近代日本篇〉〈20〉
原撫松の「ヴァイオリンを弾く男」(2)
澤谷夏樹 とびとび!? 連載
〈レコード出会い頭─駆け出しマニアのアナログ新譜評〉〈4〉
線路は続くよ、大陸の端から端まで[タシュナー/ベルリン・フィル]
〈海外レポート〉
- イギリス通信★加来洋子
ユロフスキーのさよならコンサート サロネンのさよならコンサート - フランス通信★久保 歩
ダルバヴィ『繻子の靴』 - ドイツ通信★中田千穂子
ベルリン・フィルの2021/22シーズン - オーストリア通信★山田亜希子
今季のラストスパート グラーフェネグ音楽祭のサマーナイト・ガラコンサート - イタリア通信★川西麻理
スカラ座 2021〜22シーズンプログラム発表 - アメリカ通信★上地隆裕
「全米の注目度No.1はやはりCSO」
「指揮者人事二題」
新譜評、演奏会評一覧はこちらで公開しています。
→ 音現新譜評&演奏会評~音楽現代2021年8月号掲載一覧
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音楽現代 2021年7月号 定価:880円[本体800円+10%税]