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インタビュー記事ちょい見せ|音楽現代2022年4月号

音楽現代2022年4月号掲載インタビュー

音楽現代2022年4月号に掲載のインタビュー記事をちょい見せします。
続きは本誌にてどうぞ♪

●インタビュー

フェニーチェ歌劇場の『ピーター・グライムズ』の 舞台装置を製作中

ギャリー・マカン(舞台装置家)

「装置は音楽も反映していなければいけません。」

訊き手=久保 歩

ギャリー・マカン(©️DR)

オペラ作品を視覚化するのは演出家と舞台装置家だが、通常取り上げられるのは演出家だけだ。舞台装置家に光を当てるべく、フィレンツェ歌劇場でマスカーニ『友人フリッツ』のプルミエ(3月1日)を準備作業中のギャリー・マカンにお話を伺った。

ギャリー・マカン「…オペラは生き残るために、多様な観客に訴えかけなくてはなりません。私は劇場に新しい芸術監督がやってきてレジーテアター系統あるいはモダンな演出を押し付ける場面に遭遇してきました。そうすると観客が減少しました。私はレジーテアターの正当性を疑問視しているのではありませんが、若い観客やオペラの初心者が劇場に足を運ぶには多くの準備が必要です。そうした観客に最初からレジーテアターによる舞台を見せるのは気の毒です。オペラに多い年配の観客や初心者を私は無視したくありません。…」

続きは本誌でお読みください。

■ギャリー・マカン(Gary McCann)(舞台装置家)
1973年北アイルランド・ポータダウン生まれ。ノッティンガム・トレント大学で舞台美術デザインを学ぶ。97年にベルファストのリリック劇場でF. デュレンマットの演劇『貴婦人の訪問』で装置家デビュー。2009年にガーシントン・オペラの『フィデリオ』(ジョン・コックス演出)でオペラの装置を初めてデザインし、以降『魔弾の射手』、『マクベス』(ウィーン歌劇場)、『エウゲニ・オネーギン』、『薔薇の騎士』、『金鶏』(サンタフェ・オペラ)、『皇帝ティートの慈悲』(ローザンヌ歌劇場)、『アンナ・ボレーナ』、『ドン・カルロス』(ワロン歌劇場)等、主にオペラの舞台を手掛けている。

●プレビュー・インタビュー

長谷川陽子 (チェリスト)

デビュー35周年でベートーヴェンのチェロ・ソナタ 全曲録音・公演

訊き手=池上輝彦

長谷川陽子(©️武藤章)

今年デビュー35周年のチェリスト長谷川陽子が5月、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全5曲を収めた2枚組CDをリリースする。5月19日には同ソナタ全曲演奏会を開く。満を持してのベートーヴェン作品への取り組みについて聞いた。

長谷川「ベートーヴェンは私には近寄りがたい作曲家でした。ベートーヴェン生誕200周年の2020年には彼の曲を弾く予定でしたが、コロナ禍でコンサートが軒並み中止や延期になりました。9歳から毎年ほぼ365日、練習を含めチェロを弾き続けてきたので、弾かなくても構わない時期が始まって気落ちしました。そんな頃にも演奏会をさせてもらえる機会があり、特にベートーヴェンの曲を弾いて生気が戻ってくる体験をしました。以前は… 」(続きは本誌でお読みください。)

■リサイタル情報
長谷川陽子チェロ・リサイタル
♪5/19・19時・東京文化会館小ホール
♪共演=松本和将(ピアノ)
♪曲目(演奏予定順)=ベートーヴェン/チェロ・ソナタ第1番ヘ長調op5─1、第2番ト短調op5─2、第4番ハ長調op102─1、第3番イ長調op69、第5番ニ長調op102─2
ジャパン・アーツぴあ(TEL 0570―00―1212)
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森下幸路 (ヴァイオリニスト)

森下幸路10年シリーズ+ 第25回

訊き手=編集部

幼少時代を米国で過ごし、4歳よりヴァイオリンを始めたというヴァイオリニストの森下幸路。(略)数多くの活動の中の1つ「10年シリーズ+」は、毎年、仙台、京都、東京で行っているリサイタルで、今年節目の25回目を迎える。どのような内容のリサイタルになるのか、お話をうかがった。

森下「気持ちだけ人一倍「いきがっていた」30代に勢いで始めたリサイタルシリーズ、10回をクリア、20年を越え、節目の10回目の四半世紀目の回です。3つ子の魂百までと言いますが、10年前とヴァイオリンに向き合う気持ちはなんら変わっていません。そんな中、最近の目標は、脱力して演奏すること。躰はもちろんですが、…」(続きは本誌でお読みください。)

■リサイタル情報
森下幸路10年シリーズ+ 第25回 森下幸路 ヴァイオリン リサイタル
♪仙台=4/17・16時、中本誠司美術館
京都=4/30・14時、旭堂楽器店サンホール
東京=5/5・14時、東京文化会館小ホール
♪共演=川畑陽子(ピアノ)
♪曲目=ドビュッシー/ヴァイオリン・ソナタ、外山雄三/ヴァイオリン・ソナタ(1964)、メシアン/主題と変奏、ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」作品24、他
♪ミリオンコンサート協会(TEL 03―3501―5638)
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小池賢治 (ヴァイオリニスト)

ヴァイオリン・ワークス VII  〜ピアノ、ヴィオラ、チェロとの対話〜

訊き手=編集部

左は共演する小池すみれ(ピアノ)

 

ヴァイオリンを含む室内楽の名曲を楽しめるシリーズ「ヴァイオリン・ワークスVII」は、一昨年、昨年とコロナウイルスの影響を受け、延期を余儀なくされた。この4月に仕切り直し、開催にむけて改めてこのシリーズの魅力など、お話をうかがった。

小池「ヴァイオリン・ワークス」シリーズはピアノを交えた様々な組み合わせの室内楽を弾きたくて始めました。ピアノと1対1で作り上げるソナタやチェロを加えた三重奏曲など、互いを尊重しながら自分の音楽を奏でていく室内楽にはそこにしかない大きな喜びがあります。密度の高いアンサンブルで1つの作品を作り上げていく過程は…」(続きは本誌でお読みください。

■リサイタル情報
小池賢治 ヴァイオリン・ワークス VII 〜ピアノ、ヴィオラ、チェロとの対話〜
♪4/24・14時、Hakuju Hall
♪共演=小池すみれ(ピアノ)、中山良夫(ヴィオラ)、松岡陽平(チェロ)
♪曲目=ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op12─1、R・シュトラウス/ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op18、ブラームス/ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op25
♪ミリオンコンサート協会(TEL 03―3501―5638)
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