エッセイ「各駅停車の音楽人」
北村智恵 著
上製/四六版/274ページ
定価:1,650円[本体1,500円+10%税]
感性豊かな一人の『音楽人』が、日々丁寧に歩み、立ち止まり、ありふれた光景や何気ない出来事の中に見出したものを平易な言葉とリズムのある文体で書き記したエッセイ集。(解説より抜粋)
(音楽評論家/日下部吉彦)
(音楽評論家/日下部吉彦)
「子どもの眼の高さで歌おう」から三十余年。
変わることなく、音楽を通して子供、障がい児・者、高齢者等、社会的弱者に寄り添う日々の中でかかれ、三十数年来、友人・知人に送り続けられている私通信〈ムジカ・工房通信〉に掲載されたエッセイから42編を選んで書籍化!
【目次】
- 楽譜の重み
- 幸福を知る才能?
- 人が繋がる「コンサート」を
- 「大らかさ」と「こだわり」と
- 音楽と政治
- ショパンの国
- 言葉とイマジネーション
- 「理想」を忘れたおとなたち
- 「15字×54行」の重み
- 教えることと育てること
- 若い人たちへ
- 「ふるさと」をめぐって
- カティへ 愛をこめて
- 「ピアノを教える人に」が教えてくれたこと
- 人をささえる音楽
- ブラームスのテーブル
- 「町のピアノの先生」三十年
- グレート・マスターズ
- 一枚の切符
- さようならは言わない―佐藤允彦先生へ
- 言葉ではないものの力
- ピーターラビット ピアノの本
- 阪神大震災被災児救護コンサート 十年の重み
- 十年の重み
- 大切な、「想像力」と「感性」の教育を
- 私はわたし―コンサート・プログラムの余白メモ
- 「表現」するということ
- 「あやとり」を覚えていますか?
- やはり「一芸は万芸に通ず」
- 「並ぶ」教育、「並べる教育」
- 音楽の底力
- 「名前」
- モディリアーニのまなざし
- 必然の出会い
- 大切なこと・大切なもの
- 片手のピアノチンドン屋は出会わせ屋
- 「歌う」ということ
- 役割を果たすことが「生きる」こと
- 予期せぬできごと
- リズムって何?
- 表現力を生きていく力に
- 音の記憶
リンク
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